平成二十六年十一月十六日(日)「親子参加型漢字教室」(場所:アトリエ「オリーブの木」)。

昨年十一月の日曜日、午前十時から約二時間。「作って遊ぼう。漢字ゲームで対決だ!」と題して、友人の絵画教室をお借りして開催。当方、単独で開催する初めての活動です。絵画教室に通われている方々に友人から声掛けをしてもらい、お陰様で小学一年生から五年生までの親子ペア・五組十名の方に参加して戴けました。

実施内容は、昨夏、京都での研修会(漢字探検隊)で「紙コップルーレット作成」「上下型・左右型の漢字パズル作成」「画数ジャンケン」の三つ。

「画数ジャンケン」においては、画数の多い漢字をよく知っている五年生がいて吃驚しました。小学一年生は学校で漢字を習い始めたばかりということもあり、特に「漢字パズル」の作成では思っていたより時間が必要ということがわかりました。それでも、普段絵画教室に通われている小学生およびその親御さん、ということもあり、「大昔は絵のように漢字を書いていたのだ」という説明と共に、特に動物(象、犬、牛、羊等々)を中心に紹介、亀甲のレプリカをお見せしたりしたことで、「古代の絵文字」(甲骨文字、金文)と称してに興味を持って戴けたようです。「牛」の甲骨文字を見せた時「サル(手長猿?)かと思った」という子供たちの率直な感想が新鮮でした。

途中、お子さんに達にジェスチャーを手伝ってもらいながら、「人」という文字の成り立ちについて説明しました。「人」は「人が横向きに立っている姿」の象形です。この「人」の形から「比」や「北(背)」の文字の元の形が出来ています。

終了後、小学一年生のお子さんに「学校ではこうやって教えてもらえないから、今日は楽しかった」と言ってもらえたこと、親御さん方に漢字の成り立ちに基づく教え方に興味を持って戴けたことが励みとなっています。

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